SAO プログレッシブ 星なき夜のアリアをみてきました
というわけで10/30の封切り早々「劇場版ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア」を見てきました。今日はその感想を書いてみます。多少ネタバレしているので気になる方はここでブラウザバック推奨します。
公式
劇場版
原作
あらすじ
https://sao-p.net/story-character/story/
STORY
これは、《閃光》と《黒の剣士》が、その名で呼ばれる前の物語――あの日、《ナーヴギア》を偶然被ってしまった《結城明日奈》は、
本来ネットゲームとは無縁に生きる中学三年生の少女だった。ゲームマスターは告げた。
《これはゲームであっても遊びではない。》
ゲームの中での死は、そのまま現実の死につながっている。それを聞いた全プレイヤーが混乱し、ゲーム内は阿鼻叫喚が渦巻いた。
そのうちの一人であったアスナだが、彼女は世界のルールも分からないまま頂の見えない鋼鉄の浮遊城《アインクラッド》の攻略へと踏み出す。死と隣り合わせの世界を生き抜く中で、アスナに訪れる運命的な《出会い》。
そして、《別れ》――。《目の前の現実》に翻弄されるが、懸命に戦う彼女の前に現れたのは、孤高の剣士・キリトだった――。
事前情報
僕は原作小説は未読です。アニメはアリシゼーションまで一通り見たぐらいです。なのでSAOプログレッシブについては、「アインクラッド下階層でのできごとを追った話」程度の認識です。要はアニメ化されていない話はぜんぜん知りません\(^o^)/
映画は友人と一緒に行きました。友人は原作既読だったのでちょろっと聞いてみたところ、友人曰く「プログレッシブと無印が既に乖離している」らしいのでまあパラレルワールドぐらいの認識であまり細かいことは考えずに見よう、という気持ちでした。
というわけで感想
おれたちのディアベルはんにまた会えたので満足です。
今回の映画でやった話は無印の第一層ボス討伐までをアスナ視点で追ったという感じです。見たことあるシーンとそうでないのが半々ぐらいでちょうどよかったと思います。MAD素材 でおなじみのキバオウさんの「なんでや!」も聞けます。
なので率直な感想としては第一層攻略の番外編としてけっこう楽しめました、というかんじです。確かに無印と少し辻褄が合わない部分もあるのですが、まあ別物だと思えば僕はそこまで気にはならない程度です。事前に聞いていましたしね。そもそも無印だと第一層のあとはアスナとキリトは別行動(たぶん)なのでそこがもう違っていました。
原作との準拠具合は原作未読なのでわかりませんが、初見でもそんなに意味不明な描写はなかったと思います。個人的には特に文句の付けどころはなかったです。
キャラデザについて
事前に少し気になっていたのが、今回の劇場版ではキャラクターデザインから足立さんが外れていたことです。事前PVの時点で少しキャラデザ変わったなとは思っていたのでどうなのかなと気にはなっていました。結果としてさほど違和感はなかったので安心しました。
なんか僕作画厨みたいw
ミトについて
冒頭のポスターの真ん中に居るミトというキャラはプログレッシブ原作出典かと思ったら映画オリジナルらしいです。ネットの感想をなんとなく見た限りですが、劇中の役割的にわりとヘイトが集まっているように見えます。ただ、僕の主観ですがミトは根がクズだったわけではなくて単に人間の弱いところが出てしまっただけなんじゃないかなーと思ってます。
「そもそもミトがアスナをSAOに誘ったからこうなったんだろ」って話もありますが、本人は単に面白そうなゲームがあったから友人を誘ったというだけなのでそこは許してやってくれと個人的には思います。結果論ですしね。
まあぶっちゃけると、無印で見たころのツンツンアスナに至らせるためのイベントとしてはミトが逃げただけだとまだちょっと弱いんじゃない?というのが正直な感想だったりします。ミトとの再会もしないままのほうが説得力あったんじゃないかなと。まああまり鬱展開すぎても後味が悪いので匙加減は難しそうですね。
続編について
なんだかんだで来年も見に行きそうです。どこまで映画で続編作り続けるのかはわかりませんが。
ミトの再登場は…無さそう。わりと好きなんですけどね。
ところで
星なき夜のアリアって結局どういう意味だったんでしょうね。アリアといい続編のスケルツォといい音楽用語攻めですがあまり深くは考えないほうがいいのかなw