Macのクォート自動変換を無効にする

目次

  1. 1. クォートの自動変換とは
  2. 2. これはいったいなにか
  3. 3. スマート引用符をOFFにする
  4. 4. エディタ側も対応する
  5. 5. 参考
mv

ここ何年か公私で使うパソコンは Mac が多いんですが、そこでちょっと気になっていた件の解決方法がわかったのでメモします。

クォートの自動変換とは

サムネにも記載していますが、こういうことが起こります。

こう入力すると

"aaaaaa"

勝手にクォートが変わります。

“aaaaaa”

今回例に挙げたのはダブルクォートですが、シングルクォートでも同じことが起きます。

これはいったいなにか

スマート引用符 という Mac の機能によるもののようです
Macのテキストエディットで設定を変更する - Apple サポート (日本)

スマート引用符: まっすぐな引用符をカールした引用符に自動的に置き換えます。

先日、仕事でシェルスクリプトを書いたんですがそれがうまく動かず、原因を追ったところこれによってクォートが全部変換されていたことと判明しました。

正直、この自動変換によるメリットを自分はまったく感じないのでオフにします。

スマート引用符をOFFにする

なお、自分の Mac は Sonoma 14.7 です。(面倒で Sequoia には上げてません)
なのでその前提でご覧ください。

やり方は簡単です。

「システム設定」>「キーボード」> テキスト入力の「編集」をクリック
macos1

「スマート引用符とスマートダッシュを使用」のチェックを外せばOKです。
macos2

エディタ側も対応する

今回自分の環境でこれが再現したのは CotEditor というエディタを使った場合のことです。OS側の設定を変えるだけでは不十分で、エディタ側の設定も変更の必要があるようなのでこちらも対応します。

設定 > モード から変更できます。こちらも「スマート引用符」のチェックを外しておきます
coteditor

なお、CotEditor に関しては、上記写真の左側にあるように「一般」「コード」それぞれのモードに個別設定があるので、両方設定が必要です。

参考

この問題は随分昔からあるみたいで、「スマート引用符」って単語で検索かけると今回みたいな話が山ほどヒットします。そのうち今回自分が参考にしたサイトを貼っておきます。

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